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2022.06.10

ドライテックとは?駐車場の外構工事にドライテックをお勧めする理由


こんにちは!東京・西多摩の日の出町から多摩地区や八王子、あきる野市、福生、昭島などを中心に、外構工事やエクステリア工事、カーポート工事などを手がけているオリジナルガーデンです。
近年、駐車場をはじめとした外構工事の素材としてドライテックが注目されています。ドライテックとは水溶性コンクリートの一種です。土間コンクリートと比べて素材的、デザイン的利点がたくさんあることで近年大きな注目を浴びています。
今回の記事では、この「ドライテック」について具体的にどのようなものなのか、今までの素材とは何が違うのかを詳しくお伝えしていきます!

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■ ドライテックとは?


現在、高い機能性と多彩な建築表現を可能とする建築材料として、水溶性コンクリートが注目されています。ポーラス構造と呼ばれる、水を浸透させる構造のコンクリートで、その中でも特に注目されているのがドライテックです。なんと、透水性、通気性、保水性、吸音性、衝撃吸収性に優れている機能的コンクリートなのです。
特に注目されているのが、その透水性です。内部に連続的な空隙があることで、水を浸透させることができるので水たまりができません。そのため水勾配をつける必要も、その先の排水設備の必要性もありません。また、水が溜まらないということは、黒カビも生えにくくなるので経年劣化による変色も起きにくくなります。ドライテックによって吸収された水は地下に浸透し、地下水となります。そのため、大雨が降った場合でもしばらくたてば、土の地面が元に戻るのと同じように、ドライテックも元に戻ります。通常は排水設備を設置し、最終的に川に排水されますが、ドライテックはそうではありません。そのため本来の地球の水の循環システムと同じになり、地球環境にも優しいのです。
また、従来の土間コンクリートよりも滑りにくく、デザイン性にも優れています。表面が少しごつごつしているので、お子様やお年寄りの方も安心です。また、砂利などを使う場合は、防草シートを敷かないと雑草が生えてきてしまいますが、ドライテックはその必要が無いので、楽に雑草対策をすることもできます。
施工自体も簡単なのでDIY需要も高まっていますよ。

■ ドライテックと既存の素材の違いは?


一般的に駐車場などの外構工事によく使われる素材として土間コンクリートがあります。耐久性、耐候性に優れていますが、勾配をつけないと水たまりができてしまったり、白っぽいのでタイヤの跡がつきやすかったりとデメリットもあります。また、打設する前に格子状の鉄筋をつける必要があり下準備に時間がかかってしまいます。天候によっても乾燥の進みが左右されがちで、工事に時間がかかる傾向があります。

それに対して、ドライテックは鉄筋を張る必要はありません。そのため下準備の工程が少なく、2時間程度で工事が終わります。鉄筋を張らずとも耐久性が高く、沈んだりへこんだりすることはありません。施工後すぐに使用することができます。色も様々で、タイヤ痕が目立たない色にすることも可能です。先にご説明したように、水を浸透させるので勾配の無い駐車場をつくることもできます。また、アスファルトに比べて、遮熱性が高く夏の炎天下でも熱くなりにくいです。そのため、お子様がはだしで歩いたり、ペットが歩いたりする際にやけどしてしまうリスクを減らすことができます。

■ ドライテックの費用は?土間コンクリートとどちらがお手頃?


ドライテックと土間コンクリートは総合的な価格はあまり変わりません。原材料の面で見るとドライテックの方が高いですが、工事の手間が少ない分コストが下がり、結果土間コンクリートと同じくらいになります。
ただし、地域や業者によって異なるので、検討の際はぜひ一度ご相談ください。

■ ドライテックにもデメリットはある?


ドライテックは、素材としてとても優秀で、他のものと値段も変わりません。では、デメリットや注意点はあるのでしょうか?
まず、1つ目の注意点として、完全な水平に施工するのは難しいということです。表面は石と石がくっついてできており、多少の凸凹がどうしても存在します。ただし、全体的な見た目はフラットになりますので、あまり気にすることは無いでしょう。
2つ目が目詰まりを起こすことがあるということです。水を浸透させる隙間があるので、そこに砂や土、細かいごみが詰まることがあります。その結果、水の浸透性が悪くなってしまうことがあります。特に周りが畑に囲まれている場所など、砂、土埃が起きやすいところはその傾向が高くなります。ケルヒャーなどの高圧洗浄機で綺麗にすることはできますが、定期的なメンテナンスは必要となってくると言えるでしょう。
3つ目に、施工業者が少ないという点が挙げられます。施工業者も、ドライテックを扱っている生コン業者も限られています。そのため、地域によっては業者が見つからないかもしれません。また、法外な値段を提示してくる悪質な業者もいるので注意しましょう。
ドライテックの業者を探すには、「生コンポータル」というサイトがおすすめです。
また、1社だけではなく複数の業者から見積もりを取る相見積もりも忘れないようにしましょう。

■ 機能美とデザイン性を備えたドライテックならオリジナルガーデンで!


これまで特にドライテックの機能面の利点についてご紹介してきましたが、先ほど少し述べましたようにドライテックはデザイン性にも優れています。
オリジナルガーデンでは、ダイレクト仕上げ、ダイレクト撒石仕上げ、ダイレクトカラー仕上げの主に3つの仕上げ方法があり、ダイレクトカラー仕上げでは基本カラーとして8色取り扱っています。この施工方法によるデザイン性で、アプローチ、駐車場、エントランス、犬走、歩道など様々な箇所を表現豊かにデザインすることができます。
家の外構工事についてお悩みの方は、ぜひ一度、高い技術力と、ドライテックという素材が持つ利点を生かし、お客様の要望に対してコミットできるオリジナルガーデンにご相談ください。