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2021.12.01

外構工事は耐用年数を考えて行うべき?こまめなメンテナンスで長持ちさせよう

■ そもそも外構工事の耐用年数とは?


外構工事は、かなり多くの資材を使って行われます。
そして、それぞれの資材については国税庁が定めた耐用年数というものがあります。
さらに、その資材を製造したメーカーが独自で定める耐用年数というものもあります。

耐用年数が2種類あり、特に国税庁が定めている以上、これに従わなければならないと考える方は多いと思いますが、実はそこまで重要視する必要はありません。
なぜなら、国税庁が定める耐用年数というのは、あくまで物件の所有者に対して固定資産税を課すための指標に過ぎないからです。

つまり、本当に使用された資材がどれくらいの耐用年数があるのかを知るには、各メーカーが独自で定めている期間を見るべきでしょう。
それを踏まえ、外構工事の耐用年数には以下の4種類があります。

1.経済的耐用年数
維持・管理に費用がかかるといった、経済的な価値を有する期間のこと

2.社会的耐用年数
色あせ、経年劣化など、外観の見た目をキープできる期間

3.物理的耐用年数
外構に使われている資材そのものが耐えられる期間

4.簿記的耐用年数
固定資産税を課される場合、減価償却を行って資産として認められる期間

このうち、4の簿記的耐用年数に関しては、外構を固定資産として計上する場合に必要となるもので、あくまで参考程度に考えておくものと理解して問題ありません。

外構工事の耐用年数として重要視すべきは、1~3の項目であり、特にメンテナンスの時期を考える際に耐用年数を参考にするのが一般的です。

たとえば、資材メーカーが10年と耐用年数を定めたフェンスなどは、その時期が近づいたら2の社会的耐用年数に照らし合わせて、そろそろメンテナンスを行うべきかどうかを判断するといった方法になります。

ただ、こういった耐用年数をご自身で判断するケースは、あくまで一戸建て住宅の場合に限ります。
マンションや商業施設の外構では、法律で定められた耐用年数に従ってリフォームを行わなければなりません。

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■ 素材別の資材における耐用年数


それでは、実際に外構の素材別に資材の耐用年数をご紹介していきましょう。

・塀や門塀の耐用年数
金属または木製の門塀:10年
スチール製の門塀:15年
コンクリート塀:15年
鉄筋コンクリート塀:30年
石造の門塀:35年

・駐車場スペースの耐用年数
アスファルト舗装:10年
土間コンクリート舗装:15年
側溝:15年
外周の金属製フェンス:10年

・庭スペースの耐用年数
花壇など緑化設備:10年
庭に植栽された樹木:20年
金属製のテラス:15年
木製のテラス:8年

ただ、これらはあくまで目安であり、前述した社会的耐用年数を考慮し、必要に応じてリフォームを行うことを検討することをおすすめします。

特に、居住地が海沿いで潮風にさらされる環境だったり、寒冷地で積雪や霜などが発生する地域だったりする場合、これらの耐用年数よりも短くなってしまう可能性があります。

■ 外構を長持ちさせるコツは?


外構工事は屋外に施されるものです。
居住地域によって環境はさまざまですが、風雨にさらされるのは日本全国どこでも同じです。
また、夏場には強い日差しで外構の素材が劣化することは間違いありません。

だからこそ、耐用年数を待ってリフォームを行うよりも、定期的なメンテナンスが必要となり、それが長い目で見れば外構の寿命を伸ばすことにつながるのです。

適切なタイミングでメンテナンスを行うことによって、耐用年数よりも長く使い続けることも可能となります。
こうした定期的なメンテナンスは、アフターフォローもしっかりと対応してくれる業者に外構工事を依頼することで、定期的に点検を行ってくれるため安心です。

大切な資産である建物の価値を損なわないために、信頼できる施工業者に外構工事を依頼することがおすすめです。
見た目のオシャレさも重要ですが、施工計画の段階でメンテナンスや耐用年数を考慮した外構工事の計画を検討することが、長持ちさせるコツになるでしょう。

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