COLUMN
コラム

COLUMN
コラム

2020.09.04

側溝がない!透水性コンクリートの施工事例紹介

■ 透水性コンクリートで水たまり問題を解決出来る


こんにちは! 東京西多摩の日の出町から多摩地区、八王子、あきる野市、福生、昭島などを中心に外構工事、エクステリア工事、カーポート工事などを手がけているオリジナルガーデンです。

増加傾向にあるゲリラ豪雨や、梅雨明けの遅れに伴う大型台風の発生。
異常気象が続く今年は何かと水害に悩まされることも少なくありません。

大雨が原因となるお家のお困りごとのひとつには「水たまり(水溜り)」があります。

水たまりが出来てしまう箇所が土なら”ぬかるみ”や雑草が生えてきてしまうことが懸念されますし、通常のコンクリートでなら劣化を早める原因になります。

また、水たまりが出来てしまう箇所が駐車場であれば車を錆びさせてしまうばかりか、車の寿命自体も早めることにも繋るのでお家に出来る「水たまり」には遅かれ早かれ何かしら対策を打たねばなりません。


お家に出来る水たまりはどう対処すれば良いでしょうか。


本日は水たまり問題を舗装材から見直す「透水性コンクリート」の施工事例をご紹介します。

イメージ

■ そもそも透水性コンクリートって?これまでの防水の常識を覆す


近年では様々な施設の駐車場にも活用されている「透水性コンクリート」は、その名の通り水を"撥ねつける"のではなく”しみとおらせてしまう”コンクリートです。


透水性コンクリートのメカニズムは簡単に”ザル”をイメージして頂くことが早いでしょう。
普通のコンクリートと違い、透水性コンクリートは自らが水を地面へと逃してしまう役割を持つのです。

透水性コンクリートは、勾配(傾斜)を作れない箇所であっても水たまり対策(湿気対策)が出来ることに有用性が認められます。

これまで雨水に対しては、”他の場所に流す”ことで対策を打つことが殆どでした。
それは、雨水をお家の敷地外(道路の側溝)に流すことが出来れば水溜りに悩まされる必要はないからです。


しかし、この方法は水溜りに悩まされているスペースに”勾配が作れる”ことが前提。全ての場所に対してご提案が出来るわけではありません。

お家の構造や環境によってどうしても勾配が取れないケースであれば、水を地面へと排水させてしまうことが根本的な解決に繋がります。

イメージ

■ 施工事例 側溝がないので水たまりの発生を避けられない!


上画像は駐車場に透水性コンクリートを施工されたお客様のお家の外観になります。

お客様が悩まれていたのは、お家の敷地とアスファルトの道路の狭間。
砂利の箇所に出来てしまう水たまりでした。

写真からお家の駐車場が道路に向かって勾配を作っており、また道路からお家の駐車場に向かっても勾配が作られていることが確認できるでしょうか。

緩やかなV字地帯には側溝がないため、降った雨水が逃げる場所が確保されていません。
もちろん雨が降ればお家の前に水たまりが出来上がってしまいます。

このようなケース、側溝を新しく作ったり道路に角度をつけることは現実的な解決ではありません。水たまり問題にはお客様のお家の駐車場を見直すことが必要です。

そこで「透水性コンクリート」をご提案させていただきました。
お家の駐車場全体が雨水の逃げ場になるので、ゲリラ豪雨ほどの雨量であっても、水たまりにはもう悩まされません。

■ 駐車場以外では?透水性コンクリートはこんなところにも


今回は道路に面した駐車場へ「透水性コンクリート」を施工した例をご紹介しましたが、
たとえばお家の裏側などはスペースが狭いので、角が急になりすぎてしまう理由より勾配を作ることが出来ません。

家の裏側は日光も当たりづらいお家もあります。たとえばお庭の雑草やコケの繁茂に困っている、エアコンの室外機の排水で水たまりが出来てしまう……お悩みにも透水性コンクリートをお勧めすることが出来ます。

また、透水性コンクリートはデザイン性も豊か。
柔軟性があるので自由な形に施工が出来る他、表面も「タイル」や「撒石」や「石材」などなど。
お客様のお好みに合わせて選ぶことも出来ます。


■ 青梅市 瑞穂町で雨にお困りのお客様、お悩みをお聞かせください!


透水性コンクリートはどのタイミングで施工を検討されるのが正しいでしょうか。

まず思い当たるのが新築にお住まいになられるタイミングです。

外構工事(エクステリア工事)はお住まいになられてから始められる方もいらっしゃいますし、全てを済ましてからお住まいになられる方どちらもいらっしゃいます。
しかし、いずれせよどこかで行わなくてはいけない工事であることに変わりはありません。

で、あれば、新築を建てられるタイミングに施工をご検討されることはスムーズなようにも思えます。

また、コンクリートは経年劣化するので、一回打って終わり…というわけにもいきません。
今のコンクリートにヒビ割れや色のムラなどの劣化が確認でき、打ち替えが必要になったタイミングでご検討されることも良いでしょう。


透水性コンクリートは、通常のコンクリートと比較すると施工時は材料費こそ高く見えてしまいます。

しかし、工事が通常のコンクリートよりも簡単なので人工(人件費)も安く抑えることが出来ますし、施設の駐車場にも使われていることが証明する通り耐久性も折り紙つき。

一度打ってしまえば次の打設までのスパンが長く取れるため、長い目でみれば経済的にもお得です。

また透水性コンクリートを扱っている会社自体多くはありませんが、弊社は施工に特別な道具を用いないことでお安い価格での工事をご提案することが出来ます。


冒頭で申し上げた通り、異常気象が増えた最近は自然災害を発端とする様々な問題にまで気を配らなくては
なりません。
それ自体は煩わしいことなのですが、後の祭りになる前に、予め対策を打つことで回避できる問題もたくさんあります。

弊社は、通常工事を行う多摩地区、八王子、あきる野市、福生、昭島の他、青梅市や瑞穂町にお住まいの方であっても工事を承ることが可能。

水たまりや雑草、コケに悩まされているお客様はぜひお悩みをお聞かせください。

弊社は外構工事/エクステリア工事のプロの立場から、お客様のより良い暮らしをご提案することをお約束します。