2019.01.25
舗装材は用途・種類・施工法まで幅広い!では選ぶ時の基準は?
■ 舗装材の選び方
こんにちは!東京西多摩、日の出町から多摩地区、八王子、あきる野市、福生市、昭島市などを中心に外構工事、エクステリア工事、カーポート工事などを手がけているオリジナルガーデンです。
今日記事を通してご紹介したいのは、敷地面に敷く「舗装材」の種類です。
敢えて「コンクリートそのままの打ちっ放し」を好まれるお客様もいらっしゃれば、タイルを敷き詰めたり、「インターロッキング」をご要望のお客様、さらには「石張り」や「リンクストーン」などなど……。
実は、舗装材の種類は専門業者でも把握しきれないほどに多く、その用途や発売元のメーカーによって、施工方法までも変わってくるのが舗装材の奥深さ……。
ですので、今回の記事で全ての舗装材の種類、メリット・デメリットをご説明する事は困難なのですが、
それでも多種多様な舗装材の中から、お客様が舗装材を選ぶ時に必要な「目安」は存在します。
今回は弊社が施工している舗装材の大まかな種類、そしてお客様が選ぶにあたり注視すべき点についてご説明をしていきたく思います。
■ 舗装材を選ぶ場合、大事になってくるのは用途と強度
まず、デザイン性や好みを度外視。舗装材を選ぶにあたり、お客様がまず何より考慮しなくてはならない問題の1つはその舗装材の「強度」……
・上からかかる重さに耐えうることができるか
・恒常的にその強度を保っていられるかどうか
・その舗装の上に車を乗せて大丈夫かどうか
を考えなくてはいけません。
例えば玄関前の階段などに舗装を施しているタイルと同じ舗装材を、
「外観の統一性を出したいために他敷地内にも施工をしてほしい」
という、ご要望をお持ち頂くお客様もいらっしゃるのですが……。
「車」が通行・駐停車する場合には、そのタイルの素材や種類によって「ヒビ割れ」を起こしてしまうため、最適な舗装材を選択する必要が出てくるのです。
■ 公共の場にも多く使用されている「インターロッキング」
車の荷重を考えた時、今弊社がお勧めしている舗装材としてはお庭や駐車場、場所を問わず施工が可能な「インターロッキング」(インターロッキングブロック)と呼ばれる舗装材がございます。
インターロッキングを簡単に説明すると、コンクリートの表面に色や模様を塗布したものであるので、デザイン性、そしてその強度も申し分がないのが特徴で、公共施設などにも広く使用されております。
また、インターロッキングの特徴として、メリットには透水性と保水性2つの機能も有していること。
どういうことかというと、インターロッキングはブロックの間を抜って水が浸透するために非常に水はけが良いのです。
加え、夏場には放射冷却で路面温度の低下にも一役買っている舗装材なのです。
■ 強度には定評があるが、高価であることが多い「石張り」舗装
また、車の重さに耐え、デザイン性も豊かな舗装材としては「石張り舗装」も挙げることができるでしょう。
天然石を切り出して加工する舗装材のため、その石の種類によっても強度に違いは出てまいりますが、石張りを施工する前に、その下にコンクリートを敷き詰めるため、原則車が乗っても耐えることのできる舗装に仕上げることができます。
しかし、1つ難点としては「石張り」は天然石を切り出すため、素材自体が「高価」であることが多い舗装材でもあります。
■ デザイン性の高い「リンクストーン」は基本的には歩行用
最近人気の舗装材では他に「リンクストーン」がございます。
細かな砂利を樹脂で固めていくリンクストーンは、そのデザイン性より人気の高い舗装材の1つなのですが、
基本的には歩行用の舗装になります
その理由は細かな砂利を樹脂で固めているため、長期的な目線で見た時、車の往来で砂利が剥がれおちてしまうためです。
しかしながら、どうしてもリンクストーンを敷地内に敷きたい場合、
メーカーが出している種類・施工法によっては、下にコンクリートを敷き詰めるなどをして、車の重さに耐えうるリンクストーン施工にすることもできるのですが、
細かな砂利の剥がれ落ちを完全に防ぐことを保証できないために、車をのせる場合、強度に関して言えばオススメしていないのが正直なところです。
■ まだまだある「舗装材」、費用や用途、お客様のお家にあった舗装材を一緒にお選びします!
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した他にも
凹凸を出し、コンクリートが乾く前に色を塗布、パターンを見せていく舗装材「スタンプコンクリート」や、
車を置かない前提で、安価に済ませたいのであれば砂利に飛び石を設置する舗装など……
冒頭でも申し上げた通り、この記事に掲載している舗装材でもメーカーや、施工方法、また舗装材に用いる素材、お家の環境によってもお家にあった舗装材は違ってまいります。ですので、お客様の用途・ご要望に合わせて1番適切な「舗装材」を選ぶことが何より大事なのです。
お家の舗装材に関しては一度、弊社のような実績のあるプロにご要望を聞かせて頂いてから判断を一緒に進めていくことをお勧めします!
今、舗装材の種類に迷っている、疑問がある方は是非1度お問い合わせください!